こんにちは、ますだ歯科クリニックです。皆さんは、google検索で「訪問数の多い時間帯」というサービスをご存じですか?私は数年前に知りました。実は、このサービスが始まったのが2015年の秋ですので、かれこれ4年も前からあったのですね。で、どんなサービスかといいますと…
「ユーザーの実店舗への来店を促進するため、混雑する時間帯、最新の訪問情報、待ち時間、平均の滞在時間などの情報を表示する」といったサービスで、人気店に行きたい時など、事前にこのサービスを活用すれば「混雑を避けることが出来る」という有難いサービスなのです。つまり、お店にどのくらいお客様がいて、混んでいるのか、空いているのか?を知ることが出来るのです。
このグラフは盛岡で大人気のじゃじゃ麺屋さん「白龍(パイロン)」をGoogleで調べてみた時のものです。当然、お昼の時間帯が混雑していて平均滞在時間は、45分ということがわかります。パイロンのお昼の時間帯で「待ち時間なし」というのはちょっと信じがたいですが…。どうして、こんなことまでわかるのかなぁ~?と私は不思議に思っていました。
Googleのホームページには次のように記載されています。「Google ロケーション履歴を有効にしているユーザーから集計した匿名データをもとに割り出されます」と。つまり「Googleマップをスマホで利用している人の位置情報から訪問数を推測」しているらしいのです。なるほどなるほど…そういうことだったのか~!
当院においても、Google検索で「訪問数の多い時間帯」が表示されます。ところが…これが実情とそぐわない(精度が低い)感じがするんですよ…(泣)。Google先生でも間違うことあるのかなぁ~?と、色々と調べてみました。
スマホを持参していない人や持参していたとしても「ロケーション履歴」を有効していなければカウントされないようなのです。確かに当然ですよね~!また一方で、店舗の近くにいる関係のないユーザーの位置情報まで拾ってしまうこともあるそうで…。
当院の患者様に誤解を与えないようにと、この「訪問数の多い時間帯」を非表示に出来ないものか?と調べてみました。結果、例え本人(ビジネスオーナー)であっても、これを修正も消去もできないようです(泣)。
どうやら、Googleの「口コミ」に加え「混雑する時間帯」についても、Googleの評価に甘んじるしかなさそうです。ネット社会においてGoogleの評価を「絶対的なもの」と信じ込んでいる方も多いと思います(私もその一人ですが…)。今回、あらためて「絶対視」することの「怖さ」を感じました。参考程度にとどめるのが良いのかもしれませんね。