なぜ不眠症になってしまうのか?

日本人の5人に1人が不眠症に悩んでいると言われているようだ。日本全体で不眠症の人が2000万人もいることになるが、私もその中の1人になってしまった。

不眠症が増えている主な原因は「ストレス」「生活習慣」「嗜好品」の3つとされている。

まずストレスについて。2001年と2006年の労働時間の統計によると、この5年間で明らかに労働時間が伸びたようだ。労働時間が多ければそれだけ精神的なストレスが増える。そのため、眠ろうとしてもなかなか寝つけないという人も増えたと言われている。

今は2013年だが、さらに労働時間は増えているに違いない。と思ったらそうでもないようだ。ここ数年では残業が少なくなり、さらには失業する人も増えている。そのため全体としての労働時間は減少傾向にある。

しかし会社に残った(残れた)人には、辞めた人の分まで負荷がかかる。つまり、会社にいる人(個人)の労働時間はむしろ多くなっているではないだろうか。このあたりは統計が見つからなかったので詳しくは分からないが。

辞めた人は辞めた人で、次の仕事を探す・次の職場に慣れる、というストレスがある。それにまた失業するのではないかという怯えが新たなストレスを生む。今のところ私は大丈夫だが、明日は我が身という危機感はある。

会社に残るにせよ次の仕事に移るにせよ、ストレスはつきないということだ。ストレスがかかると興奮系のホルモン分泌が高まるせいで夜眠れなくなる。さらに、ストレスを受け続けると自律神経の働きも狂いがちになる。これも不眠の原因になる。

自律神経は自分ではコントロールできない神経で、例えば心臓などは自分で動かそうと思っても動かすことはできない。自律神経をうまく制御できなくなると、動悸や息切れなどの症状が現れるそうだ。お腹にきた場合は下痢になったりもする。

これが深刻になったものが自律神経失調症だ。そしてその影響が睡眠にまで及ぶと不眠症になる。もちろん、ストレスがあるからといってみんながみんな不眠症になるわけではない。世の中にはストレスに強い人とそうでない人がいる。これはある程度は遺伝的に決まるそうだが、自分の努力次第でストレスに強くなることは可能らしい。

ストレスに強い人はセロトニンとノルアドレナリンというホルモンの働きが強い。これらのホルモンが脳に働きかけると、人はストレスに強くなる。

セロトニンもノルアドレナリンも、人間が自然に放出するホルモンだが、その量には個人差がある。量を増やせればストレスにも打ち勝てるようになるという話だが、肝心の増やし方がよく分からない。ここ数日かけて調べてみようと思う。