アスピリンの働きと副作用

アスピリンは正式名称をアセチルサリチル酸といい、解熱鎮静成分としては一番有名です。頭痛薬といえばアスピリンを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

アスピリンは、次の3つの作用を合わせ持っています。

  • 抗炎症作用
  • 解熱作用
  • 鎮痛作用

アスピリンは、発痛物質の一つプロスタグランジンの生成過程を阻害する働きがあるので、頭痛や生理痛に効果を発揮すると言われています。

アスピリンの良いところは、即効性があることと、痛みを抑える働きが強いことです。

アスピリンの服用で気をつけたいのが、飲むタイミングです。空腹時に飲むことはできるだけ避けるようにしましょう。なぜなら、アスピリンは胃の粘膜を傷つけることがあるからです。

副作用について

以下の副作用が発生する可能性があるとされています。

1.アスピリン喘息

プロスタグランジンの生成が抑えられたことによって「ロイコトリエン」という物質が過剰になり、それが気管支に悪影響を与えて発生する喘息です。

アスピリン喘息という名称が付いていますが、実際はアスピリン以外の解熱鎮静剤を使用した場合でも起こる可能性があります。
(プロスタグランジンの生成を抑える成分すべてで起こりうる)

2.発疹

アスピリンによるアレルギー反応のひとつです。発疹が出たら、すぐにアスピリンの使用を中止しましょう。また、アスピリンによる発疹は、後述の「皮膚粘膜眼症候群」の可能性もあります。

3.皮膚粘膜眼症候群

スティーブンス・ジョンソン症候群とも呼ばれている症状です。やけどのような水ぶくれが、口や目の粘膜に生じます。この副作用は生命にかかわる危険な症状です。もしこの症状が現れたら、薬を飲むのを中止するのはもちろんのこと、かならず病院に行くようにしましょう。