永遠のロングセラーオロナインH軟膏

家庭の万能薬は色々ありますが、その一つに「オロナインH軟膏」があります。

「オロナインを一度も使った事が無いって人は老若男女を問わず居ないでしょう」と言いきれる位、この商品は日本人の生活に溶け込んだ薬です。

オロナインH軟膏は塗り薬です。
効能は《ニキビ、吹き出物、はたけ、やけど、ひび、しもやけ、あかぎれ、傷、水虫、いんきん、しらくも》と多岐に渡ります。
成分には「クロルヘキシジングルコン酸塩液」とあります。どんな成分なのでしょう?

オロナインは大塚製薬の商品で公式サイトがあります。
そこで「オロナインヒストリー」なるコーナーがあります。

大塚製薬は1921年に創立。
当初は「にがり」をで使用した製薬原料を作っていました。そして終戦後、自社でも製品を作ろうと注射液、蒸留水を販売します。
しかしそれだけでは経営難に陥るのは明らかで、1947年に経営を引き継いだ大塚正士氏は製品開発に頭を悩ませていました。
そんな時、三井物産からある話が舞い込みました。
アメリカの「オロナイトケミカル社」が新しい殺菌消毒剤を開発したと言うのです。
思考錯誤の末、当時メンタムやペニシリン軟膏と言う家庭薬がヒットしていた事を受け、1953年「オロナイトケミカル社」の殺菌消毒剤を使用した「オロナイン軟膏」を発売しました。

オロナインのネーミングは「オロナイトケミカル社」から取られたそうです。
まさかこれ程までのヒット商品になるとは思わなかったでしょう。

オロナインは当初の「オロナイン軟膏」から「オロナインD軟膏」1972年に「オロナインH軟膏」に変わっています。
オロナインH軟膏の「H」は「クロルヘキシジングルコン酸塩液」の「ヘキシジン」の頭文字だそうです。はじめは別の消毒液が使用されていた様です。

オロナインの様な消毒薬入り軟膏は在るようで余り無いと思います。
ちなみに「消毒薬入り軟膏」で検索すると似たような用途で一つ見つかりました。
「シプラジン軟膏」有効成分はポビドンヨードで、日本では「イソジン」として殺菌消毒剤およびうがい薬として広く普及しています。
この商品はインドの物です。

日本では「オロナインH軟膏」に変わる商品がないのです。
それだけでも強みですが大塚製薬ではお客様が商品に愛着を持ち続けられるように、商品名を変えませんでした。そしてデザインも変えずにきました。
これって私にはとても評価できる点なんです。
メーカーの商品への自信を感じますから、購入者はさらに安心して買うことができます。

『オロナイン公式サイト』には是非遊びに行かれてください。
そのサイトの中のに素敵な言葉を見つけたのでご紹介いたします。

「そして、おばあちゃんからお母さんへ、お母さんから子供たちへ、家族のヒストリーがオロナインのヒストリーを作り続けています」

くるくる回るお馴染みのオロナインがお出迎えしてくれます。